環友会主催「充実したワークライフのための就活セミナー」活動報告
●日 時:令和元年11月9日(土) 13:30~15:30
●場 所:滋賀県立大学 共通講義棟A4-101小講義室
●講演者:
①平成21年環境生態学科 卒 (株)堀場製作所 吉川 剛明 氏
②平成20年環境計画学科 環境社会計画専攻 卒
(株)地域計画建築研究所 アルパック 武藤 健司 氏
③平成19年 環境計画学科 環境・建築デザイン専攻 卒
(株)プラネットリビング WARMS 尾田 昌之 氏
④平成22年 生物資源管理学科 卒 喜多酒造(株) 橋本 裕介 氏
●参加者:22名(学生5名、教員2名、一般・卒業生9名、役員6名)
●資 料:議事次第・説明資料(①吉川氏、②武藤氏、③尾田氏、④橋本氏)
【概 要】
(開会あいさつ)
田中会長より出席のお礼と併せて環友会の設立経緯とセミナー開催の趣旨について説明。
また、来賓として環友会顧問代理の須戸教授よりあいさつをいただいた。
司会の進行のもと、別添の議事次第・説明資料をもとに15分程度説明
〇講師から学生に向けての主なメッセージ
①吉川氏・・・学生時代に熱中できる範囲や深さを広げること。
②武藤氏・・・就活に向けて「自分」と「仕事」と「社会」をつなげて考てみよう。
③尾田氏・・・なんのために仕事をするのかを考えてほしい。
④橋本氏・・・自分のアンテナをしっかり張り、やりたいことは先生にも相談する。
(会場との意見交換)
①吉川氏との意見交換
Q:英語は必要ですか。
A:英語は、コミュニケーションツールとして必要となる。
Q:ノルマやプレッシャーはどの程度ありますか。
A:営業の職場で忙しい時は、プライベートを犠牲にしていた。子供が生まれ、送り迎えが必要となり、研究の職場に異動してからは18時までに仕事を終わらせるように心掛けて仕事をしている。そのことにより仕事の効率は上がった。
A:締め切りは、学生の時と比べて非常に厳しい。
②武藤氏との意見交換
Q:まちづくりの提案にあたり、どこから情報を入手されているのか。
A:他事例の視察、展示会などへの出席、雑誌を読むなどをしている。また、社会活動にも積極的に参加している。
Q:年間5~10のプロジェクトをどのように進められているのか。
A:プロジェクトは、単年度での契約が多く並行して進んでいる。すべて1人で進めるわけではないので、チームでカバーしながらスケジューリングするなど工夫して進めている。
Q:仕事をしていて一番苦労することは。
A:受注者や地域との信頼関係が重要となる。課題解決や活性化に向けていろいろな視点での提案を心掛けている。
Q:プロジェクトの価格の決定はどのように行われるのか。
A:受注者からの仕様書をもとに、入札やコンペにより決定される。
③尾田氏との意見交換
Q:我が家を建てることがライフワークになるだろう。その時どのような視点が必要か。
A:30代~40代の方へは、メンテナンス費用が必要となることを説明している。30年で家を建て替えられる人はまずいないので、コンセントの位置一つにしても十分に考える必要がある。
Q:説明にあった従業員が働きやすい環境づくりとは何か。
A:朝、社長が社員一人一人に声をかけていること。小さな会社なので、気の合ったものの集まりとなっている。
④橋本氏との意見交換
Q:跡継ぎでもないのに酒造会社に就職できるのか。
A:跡継ぎは、先代からの顧客を引き継いで営業を行い、製造は我々みたいなものが行う酒造会社もある。
Q:一人暮らしとのことですが、実家には帰られるのか。
A:酒造会社がICに近く、実家もICに近いので、月1回は帰るようにしている。
(閉会あいさつ) 日置副会長
以 上
(作成:R元.11.9 伊垣剛)